【序章】卵巣がん患者の私が、アーシングをしたらどんな効果を期待できるか?
2017年10月13日(金)
 2017年9月20日、私は「卵巣がん疑い」の診断を受けました。
 何故「疑い」なのかと言いますと、本来卵巣がんは「腹水」を伴うのですが、私は腹水が少ししか溜まっておらず、腹水をとって精密検査をすることが不可能だからです。
 ただし、MRI上は疑いなく「卵巣がん」所見とのことでした。

 MRI上、液体のものは黒く見えます。しかし、何か実体があるものは白く映るのです。私のがんはとても分かりやすく、左側のチョコレート嚢胞は「液体」なので黒く見えたにも関わらず、右側の卵巣はまるで胎児の頭を想像させるぐらいに白くて実体があったのです。
 エコー所見でも、多少「良性か、悪性か」の判別はつきます。以下はネットに掲載されていた写真の例です。

 チョコレート嚢胞の方は形の境界線も明確に見えています。
 反して、悪性腫瘍の方は形そのものがいびつで、境界線も曖昧ですよね?
 以下、私のエコー写真と比べてみましょう。

 赤丸をしているのが卵巣がんの部分ですが、形がいびつな上に境界がはっきりしていませんよね。
 まだこの写真を見た段階では「いやいや…。先生の腕が悪かっただけかも…」と誤魔化しましたが(ごめんね、先生…)MRIを見た瞬間、「あ; ダメだ、こら確かに悪性だわ…」と覚悟を決めました。

 卵巣がんといえども、いくつか分類があります。

【漿液性腺がん】
 悪性度が高く、非常に進行が早いのが特徴的で、約30%の患者が、両側の卵巣に発生します。また、早い段階からリンパ節へ転移をします。
 非常に進行が早いため、約2/3の患者がステージIII・IV期の進行がんの状態で発見されます。35~60歳代に多くみられ、卵巣がんの内、約40~55%を占めます。

【明細胞腺がん】
 進行速度は比較的緩やかですが、リンパ節への転移が起こりやすいという特徴があります。
 抗がん剤など化学療法の効果が少なく、外科手術による治療が基本となります。そのため、手術により腫瘍を取り残してしまうと、予後不良となります。
 卵巣に子宮内膜症(チョコレート嚢腫)を合併しているケースが多く、血栓症・脳梗塞・肺梗塞などのリスクが高まります。卵巣がんの内、約30%を占めます。

【類内膜腺がん】
 進行は比較的遅く転移もしにくく、抗がん剤がよく効くという性質があるため、卵巣がんの種類の中でも、もっとも予後が良い種類です。
 また、卵巣に子宮内膜症(チョコレート嚢腫)を合併しているケースが多いという特徴があります。
 20~40歳代の比較的若い世代にも多くみられ、卵巣がんの内、約15%を占めます。

【移行上皮がん】
 組織型が漿液性腺がんによく似ており、診断が難しいケースが多いです。性質も漿液性腺がんと似通っており、進行は早いのですが、抗がん剤が良く効くという性質があります。
 30~60歳代に多くみられ、卵巣がんの内、約7%を占めます。

【粘液性腺がん】
 進行は比較的緩やかでリンパ節への転移も起こりにくいですが、抗がん剤がほとんど効果がないので、外科手術による治療が基本となります。そのため、手術により腫瘍を取り残してしまうと、予後不良となります。
 閉経後の女性に多くみられますが、20~30歳代の若年にも発症することがあります。卵巣がんの内、約5%を占めます。

【混在型】
 上記1~5の組織型が複数混在している場合には、混在型に分類されます。治療法は混在している組織型の内、悪性度の高い方に合わせます。


 篠崎の場合は冒頭で書いたように腹水を使っての検査が出来なかったので、まだ「どのタイプのものか」分かりません。
 また、どの抗がん剤が効くのかも、手術をしないと分からないのです。(手術で「迅速診断」という検査を出して、それにより判別します。)
 まぁ、「開けてみてのお楽しみ」ですね(苦笑)。
 でも、確かに私自身も「早く詳しいことが知りたい」とワクワク……いえ、ドキドキしています。

 まず、「がんによるアーシング」の効果でいくつか考えられるものを挙げてみましょう。

 1、がん細胞の減少

 2、疼痛緩和

 3、炎症数値(CRP)の減少
    もともと炎症に効果があるというのがアーシングですので、がんの進行と伴い上昇するCRPは減少すると考えられるでしょう。

 4、抗がん剤副作用の減少
    これは(篠崎の実験したがる性格故)1クール目の副作用の出方と2クール目(アーシングした)後の副作用の出方を検証しようと思っています。

 5、あと、これは個人的に篠崎には直接関係ないのですが、「酸素飽和度(Spo2)」も改善されるように思えます。
   サチュレーションを購入し、歩いている時の酸素飽和度と、裸足になって砂浜にいる状態での酸素飽和度の違いを見てみたいと思います。
   仮にこれが本当に効果あれば、自宅で酸素ボンベを使う人も減ってくるかもしれませんしね!

 
 さて、これらの実験の進め方なのですが、アーシングのパッチ、毛布、敷布に加え、毎日「砂浜」を裸足で散歩してくることを日課としてみます。
 まずは10月26日の手術が終わらないと何も始められないのですが、こちらで少しずつ経過をお知らせしていきますので楽しみにお待ちください。


※がんの治療・手術の経過に関してはブログ「『がん』と私の奇妙な共同生活」で日々更新中です。